COLUMN
おしゃれな内装のカフェをデザインするためのポイント!事例や費用も解説!
おしゃれな内装のカフェは、料理やドリンクの魅力を引き立てるだけでなく、「また来たい」と思わせる大きなポイントになります。
素材の質感や照明の使い方、グリーンやアートの配置など、空間づくりの工夫一つで、居心地や印象は大きく変わります。
しかし、いざカフェを開業・リニューアルしようとすると、「どこから考えればいいのか分からない」「デザインと費用のバランスが難しい」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、おしゃれな内装のカフェに共通する特徴や、デザインを成功させるためのポイントを分かりやすく解説します。
おしゃれな内装のカフェの特徴
おしゃれな内装のカフェには、共通した空間づくりの考え方があります。
ここでは、おしゃれな内装のカフェに見られる代表的な特徴を3つの視点から解説します。
素材の質感を活かした空間デザイン
おしゃれなカフェの内装では、素材が持つ本来の表情を活かしたデザインが重視されます。
海外のカフェを中心に、「木材」「レンガ」「アイアン」「コンクリート」といった無機質・自然素材を組み合わせた空間が多く見られるのが特徴です。
表面を均一に整えた人工的な仕上げではなく、木の節やレンガの凹凸、コンクリートのラフな質感など、素材そのものの個性をそのまま取り入れることで、空間に奥行きや深みを持たせています。
また、あえて完璧に仕上げない「ラフさ」を残す点もポイントです。
新品同様の整った内装ではなく、少し使い込まれたような雰囲気や、手仕事を感じさせる仕上げを取り入れることで、緊張感のない居心地の良さを演出しています。
素材重視のデザインは、時間が経つほどに味わいが増し、長く愛される空間づくりにつながります。
明かりで整えるくつろぎのインテリア
海外のおしゃれなカフェに共通して見られるのが、照明計画へのこだわりです。
内装全体を均一に明るくするのではなく、間接照明やペンダントライトを効果的に使い分け、光と影のコントラストをつくることで、落ち着いた雰囲気を生み出しています。
テーブルごとに光の強さを変えることで、自然と視線が分散し、プライベート感のある空間が演出されます。
さらに、大きな窓を設けて自然光を取り入れる設計も多く、昼と夜で異なる表情を楽しめる点も特徴です。
日中はやわらかな光に包まれた開放的な空間、夜は照明によってムードを高めた落ち着いた空間へと変化します。
照明は単なる明るさの確保ではなく、カフェの世界観や居心地を形づくる重要なデザイン要素として活用されています。
植物とアートで彩る空間コーディネート
植物やアートを取り入れた空間演出も、おしゃれなカフェに欠かせない特徴の一つです。
観葉植物を床置きや棚、カウンター周りに配置したり、壁面緑化を取り入れたりすることで、空間に自然なリズムとやわらかさが生まれます。
無機質な素材が多い内装でも、グリーンを加えることでバランスが取れ、居心地の良さが向上します。
また、ポスターや写真、アート作品を飾ることで、カフェ独自のストーリー性や個性を表現できます。
装飾を詰め込みすぎず、余白を活かしながら配置することで、洗練された印象を保てるのもポイントです。
こうした植物やアートの演出によって、カフェは単なる飲食の場ではなく、「その空間で過ごすこと自体を楽しむ体験の場」としての価値を高めています。
おしゃれな内装のカフェをデザインするための7つのポイント!
おしゃれな内装のカフェをデザインするためには、以下の7つのポイントを押さえることが大切です。
- ・コンセプトから考える
- ・居心地の良いレイアウトにする
- ・照明を重視する
- ・季節やイベントに合わせたカラーを取り入れる
- ・素材にこだわる
- ・アートや観葉植物を取り入れる
- ・導線を意識する
それぞれ詳しくみていきましょう。
コンセプトから考える
カフェの内装デザインを成功させるためには、最初にコンセプトを明確にすることが欠かせません。
どのようなお客様に、どんな過ごし方をしてもらいたいのかを言語化することで、内装の方向性が定まりやすくなります。
例えば、コーヒーを主役にした専門性の高いカフェと、食事や会話を楽しむカフェでは、求められる雰囲気は大きく異なります。
また、立地や周辺環境も重要な判断材料です。駅近で回転率を重視するのか、住宅街で落ち着いた空間を提供するのかによっても、内装の考え方は変わります。
ターゲット層と利用シーンを想定したうえでコンセプトを固めることで、統一感のある内装デザインにつながります。
居心地の良いレイアウトにする
カフェの印象を左右するのは、内装デザインだけでなく、店内のレイアウトです。
テーブルや椅子の配置、通路の幅、席同士の距離などは、居心地の良さに直結します。
席の間隔が狭すぎると落ち着いて過ごしにくくなり、反対に広すぎると空間が間延びしてしまうこともあります。
適度な距離感を保つことで、会話や食事に集中しやすい環境をつくることが可能です。
また、店内の導線を整理することで、お客様がスムーズに移動できるだけでなく、スタッフの動きやすさも向上します。
見た目と使いやすさを両立したレイアウトが、満足度の高いカフェ空間を生み出します。
照明を重視する
照明は、カフェの雰囲気を決定づける重要なポイントです。
明るさだけでなく、色温度や光の当て方によって、空間の印象は大きく変わります。
暖色系の照明はやわらかく落ち着いた雰囲気を演出でき、長時間くつろぎたいカフェに適しています。
一方、白色系の照明は清潔感や活気を感じさせ、明るく入りやすい印象を与えます。
また、間接照明やペンダントライトを組み合わせることで、空間に立体感や奥行きを持たせることが可能です。
照明器具のデザインも内装テイストと合わせることで、統一感のある洗練された空間を演出できます。
季節やイベントに合わせたカラーを取り入れる
カラーコーディネートは、カフェの印象や居心地に大きく影響します。
ベースカラーを落ち着いた色味でまとめることで、長く使える内装に仕上げやすくなります。
そのうえで、クッションや装飾、小物などにアクセントカラーを取り入れると、空間に変化をつけることが可能です。
また、季節やイベントに合わせて色味を変えることで、来店のたびに新鮮さを感じてもらえるのもメリットです。
ただし、流行色を過度に取り入れすぎると、短期間で古い印象になる可能性もあります。
時代に左右されにくい色を軸に、柔軟に調整することが大切です。
素材にこだわる
内装に使う素材は、カフェ全体の質感や雰囲気を左右します。
木材を多く使えば温かみのあるナチュラルな印象に、金属やガラスを取り入れればシャープで都会的な空間を演出できるでしょう。
素材の組み合わせ次第で、同じレイアウトでも印象は大きく変わります。
また、飲食店では汚れや傷がつきやすいため、デザイン性だけでなく耐久性や清掃のしやすさも考慮する必要があります。
見た目の良さと実用性を両立させた素材選びを行うことで、長く使いやすいカフェ内装につながります。
アートや観葉植物を取り入れる
アートや観葉植物は、カフェ空間に個性を与える重要なポイントです。
壁にポスターや写真、アート作品を飾ることで、店舗の世界観やコンセプトを視覚的に伝えることができます。
装飾は多すぎると雑然とした印象になるため、配置する数やバランスを意識することがポイントです。
また、観葉植物を取り入れることで、無機質な内装に自然なやわらかさが加わります。
グリーンはリラックス効果も期待でき、居心地の良さを高める役割も果たします。カフェの雰囲気に合った装飾を選びましょう。
導線を意識する
カフェ内装をおしゃれかつ使いやすく仕上げるためには、動線設計が欠かせません。
お客様が入口から席、レジ、トイレへと迷わず移動できるレイアウトにすることで、ストレスの少ない利用体験を提供できます。
特に混雑しやすいレジ周辺や出入口は、余裕を持った設計が重要です。
また、スタッフの作業動線も考慮することで、配膳や片付けがスムーズになり、サービスの質向上にもつながります。
見た目のデザインだけでなく、実際の使いやすさを重視した動線づくりが、長く愛されるカフェを支えます。
おしゃれな内装のカフェの事例
おしゃれなカフェの内装は、コンセプトや立地、ターゲット層によって大きく印象が変わります。
素材の使い方や色使い、レイアウトの工夫次第で、居心地や集客力にも差が生まれます。
ここでは、雰囲気の異なるカフェ内装の事例を紹介し、それぞれのデザインの特徴やポイントを解説します。
事例1
自然素材を活かした温かみのあるカフェ内装の事例です。
木製のテーブルや椅子を中心に構成された店内は、壁に施された漆喰のやわらかな質感と調和し、全体に落ち着いた印象を与えています。
過度な装飾を避けることで、素材そのものの表情が引き立ち、時間を忘れてくつろげる空間を演出しています。
また、カウンター席はキッチンの様子が見える配置となっており、調理の臨場感を楽しめる点も特徴です。
視覚的な楽しさを加えることで、待ち時間や滞在時間そのものの満足度を高めています。
事例2
直線的なラインと無機質な素材を活かした、都会的な印象のカフェ内装事例です。
白・黒・グレーを基調としたモノトーン配色に、金属やガラス、石材を組み合わせることで、シャープで洗練された空間に仕上げています。
装飾を抑えたデザインは、店内全体をすっきりと見せ、高級感や清潔感を演出します。
さらに、間接照明やアクセントカラーを取り入れることで、冷たくなりすぎない工夫も施されています。
このような内装は、若者やオフィスワーカーなど、デザイン性と利便性を重視する層に向いており、駅近やビジネス街など回転率が求められる立地との相性が良い点も特徴です。
事例3
店舗のイメージカラーを前面に取り入れた、明るく親しみやすいカフェ内装の事例です。
空間全体にビビッドなカラーを取り入れつつ、床や家具には木目調素材を使用することで、派手になりすぎないバランスの取れたデザインに仕上げています。
特に女性が一人でも入りやすい雰囲気づくりが意識されており、開放感と安心感を兼ね備えた空間となっています。
また、カウンター席・ボックス席・おひとりさま席など、多様な座席構成を採用することで、さまざまな利用シーンに対応できる点も特徴です。
幅広い客層を受け入れやすい内装デザインといえるでしょう。
おしゃれなカフェの内装工事費用の相場と内訳
おしゃれなカフェを実現するうえで、内装工事にかかる費用は多くの人が気になるポイントです。
内装費用は店舗の広さやデザイン性、設備内容によって大きく変動します。
ここでは、カフェ内装工事にかかる一般的な坪単価の目安と、費用の内訳について解説します。
内装工事費用の目安
カフェの内装工事費用は、デザインの内容や店舗規模によって異なりますが、一般的な目安としては坪単価20〜50万円程度とされています。
シンプルな内装であれば比較的低予算で抑えられますが、素材や造作にこだわるほど費用は上がりやすくなります。
内訳としては、まずデザイン設計にかかる費用が全体の約10〜15%を占め、坪単価換算では2〜7.5万円ほどが目安です。
次に、床・壁・天井の仕上げや造作工事を含む施工費用が中心となり、坪単価15〜35万円程度が一般的です。
さらに、キッチン設備や照明、家具などの設備費用が加わり、こちらは坪単価3〜7.5万円前後が想定されます。
例えば20坪のカフェでは、合計で400万〜1,000万円程度が一つの目安となります。
おしゃれなカフェの内装工事費用を抑えるポイント
カフェの内装工事費用を抑える方法として、まず検討したいのが居抜き物件の活用です。
居抜き物件は、以前に飲食店として使用されていた設備や内装が残っているため、新たにキッチン設備や配管工事を行う必要が少なく、初期費用を大幅に削減できます。
特に厨房設備や電気・給排水工事は高額になりやすいため、既存設備を活かせる物件はコスト面で大きなメリットがあります。
また、家具や照明をすべて新品でそろえず、中古品やリユース品を取り入れるのも有効です。
状態の良い中古のテーブルや椅子、照明器具は多く流通しており、雰囲気づくりと費用削減を両立できます。
こだわる部分と抑える部分を明確に分けることが、無理のない内装計画につながります。
おしゃれなカフェの内装業者を選ぶ際の注意点
おしゃれなカフェづくりを成功させるためには、デザインだけでなく、内装業者選びが重要なポイントになります。
ここでは、カフェ内装業者を選ぶ際に押さえておきたい注意点を解説します。
口コミや評判を確認する
内装業者を選ぶ際は、公式サイトの情報だけで判断せず、実際に利用した人の口コミや評判を確認することが大切です。
口コミを見ることで、担当者の対応や説明の分かりやすさ、工事中のトラブル対応など、表に出にくい情報を把握できます。
特に、悪い評価が継続的に見られる業者は注意が必要です。
口コミサイトや地図サービスのレビューを確認するほか、知人や同業者から話を聞くのも有効な方法です。
複数の情報源を照らし合わせることで、信頼できる業者かどうかを見極めやすくなります。
カフェ内装の施工実績が豊富な業者を選ぶ
内装業者ごとに得意とする分野は異なるため、カフェ内装の施工実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。
飲食店には、客席と厨房の動線設計や設備配置など、業界特有のノウハウが求められます。
実績の少ない業者では、使い勝手や保健所対応などで問題が生じる可能性があります。
過去の施工事例を確認し、デザインの方向性や仕上がりが自分のイメージと合っているかをチェックしましょう。
設計から施工まで一貫して対応できる業者であれば、打ち合わせや工程管理もスムーズに進めやすくなります。
複数業者から見積もりを取る
内装工事を依頼する際は、必ず複数の業者から見積もりを取り、内容を比較することが大切です。
見積書では、工事内容や使用する素材、工期、アフターサポートの有無などを細かく確認しましょう。
単に金額だけを見るのではなく、費用の内訳が明確かどうかも重要な判断基準になります。
極端に安い見積もりの場合、工事品質の低下や追加費用の発生につながるケースもあります。
契約前には施工内容や保証条件をしっかり確認し、納得したうえで業者を選ぶことがトラブル防止につながります。
まとめ
おしゃれなカフェを実現するには、内装デザインだけでなく、コンセプト設計やレイアウト、照明、素材選びなどを総合的に考えることが重要です。
また、理想の空間を形にするためには、費用相場を把握したうえで信頼できる内装業者を選ぶ必要があります。
施工実績や口コミを確認し、複数の業者を比較検討することで、トラブルを防ぎやすくなります。
ポイントを押さえて計画を進めることで、長く愛される魅力的なカフェづくりにつながるでしょう。
おすすめの関連記事