COLUMN

2026.07.24

内装工事費用の目安とは?業種別の相場や費用を抑えるコツをわかりやすく解説!

店舗やオフィスの開業・リニューアルを検討する際、多くの方が気になるのが内装工事にかかる費用です。

 

ただし、内装工事費用は業種や物件の状態、デザインへのこだわりによって大きく変動するため、あらかじめ相場や費用の内訳を把握しておくことが重要になります。

 

本記事では、内装工事に必要な費用相場をはじめ、費用の内訳や業種別の相場、実際の施工事例、工事の流れ、コストを抑える方法まで詳しく解説します。

 

これから店舗やオフィスの開業、移転、リニューアルを予定している方は、ぜひ参考にしてください。

 

店舗の内装工事に必要な費用相場

店舗の内装工事費用は、物件の状態や業種、デザインへのこだわりによって大きく異なります。

 

特に居抜き物件とスケルトン物件では必要な工事内容が異なるため、費用にも大きな差が生じます。

 

また、工事費用を把握する際は坪単価も重要な指標です。

 

本章では、それぞれの費用相場について詳しく解説します。

 

居抜き物件

居抜き物件の内装工事費用は、一般的に1坪あたり15〜50万円程度が目安です。

 

居抜き物件とは、前テナントが使用していた内装や設備が残った状態で引き渡される物件を指します。

 

同じ業種で開業する場合は、カウンターや空調設備、給排水設備などをそのまま活用できるため、工事費用を大幅に抑えられる点が魅力です。

 

一方で、前テナントと業種が異なる場合や店舗イメージを大きく変更したい場合は、解体工事や設備更新が必要となり、想定以上の費用が発生することもあります。

 

物件選びの段階で既存設備の状態を確認することが重要です。

 

スケルトン物件

スケルトン物件の内装工事費用は、1坪あたり30〜80万円程度が相場です。

 

スケルトン物件は内装や設備が撤去された状態で、壁や床、天井などを一から施工する必要があります。

 

そのため初期費用は高くなるものの、店舗コンセプトに合わせた自由度の高いデザインを実現できる点が大きなメリットです。

 

ブランドイメージを重視する店舗や、特殊な設備が必要な業種に適しています。

 

一方で、工事期間が長くなりやすく、予算も膨らみやすいため注意が必要です。

 

坪単価

内装工事費用を把握するうえで、坪単価は重要な目安となります。

 

一般的な店舗の内装工事では、坪単価30〜50万円程度が相場とされています。

 

例えば、20坪の店舗であれば、600万〜1,000万円程度が目安です。

 

ただし、業種や施工内容、設備のグレードによって費用は大きく変動します。

 

飲食店のように厨房設備や給排水工事が必要な業種は高くなる傾向があり、物販店やオフィスは比較的安価に収まるケースもあります。

 

坪単価はあくまで参考値として考え、詳細は見積もりで確認しましょう。

 

内装工事に含まれる費用の内訳

内装工事の費用は、単に壁や床を仕上げる工事だけではありません。

 

店舗やオフィスを営業できる状態にするためには、設備工事や設計費、各種諸経費などさまざまな費用が発生します。

 

見積書を確認する際は、それぞれの項目がどのような内容なのかを理解しておくことが重要です。

 

本章では、内装工事に含まれる主な費用の内訳を紹介します。

 

内装工事費

内装工事費は、店舗やオフィスの見た目や雰囲気をつくるための工事にかかる費用です。

 

具体的には、床材や壁紙、天井仕上げの施工をはじめ、ドアや窓などの建具工事、カウンターや棚などの造作家具工事、塗装工事などが含まれます。

 

また、店舗の顔となる外装工事や看板設置工事も内装工事費に含まれるケースがあります。

 

使用する素材やデザインのグレードによって金額は大きく変動するため、予算に合わせて優先順位を決めながら計画を進めることが大切です。

 

設備工事費

設備工事費は、店舗運営に必要なインフラや設備を整えるための費用です。

 

電気配線や照明器具の設置を行う電気設備工事、ガス設備工事、給排水設備工事、空調・換気設備工事などが代表的です。

 

特に飲食店では厨房機器の設置や排気ダクト工事、美容室ではシャンプー台の給排水設備などが必要になるため、設備工事費が高額になる傾向にあります。

 

業種によって必要な設備が大きく異なるため、内装工事費だけでなく設備工事費も含めた総額を踏まえて予算を組むことが重要です。

 

デザイン・設計費

デザイン・設計費は、店舗やオフィスのコンセプトを形にするために必要な費用です。

 

レイアウトの作成や内装デザインの提案、施工図面の作成などが主な内容で、一般的には総工事費の10〜15%程度が目安とされていますが、設計から施工までを一括管理する会社(では『設計施工一括パッケージ』としてより安価に抑えられるケースもあります。

 

デザイン性の高い空間を目指す場合やブランドイメージを重視する場合は、経験豊富な設計事務所やデザイナーへの依頼がおすすめです。

 

一方で、設計から施工までを一括で対応する会社を選べば、コストを抑えながらスムーズに工事を進めることも可能でしょう。

 

その他の費用

内装工事では、工事そのもの以外にもさまざまな費用が発生します。

 

例えば、工事車両の駐車料金や資材の搬入費、解体時に発生する廃材処分費、現場管理費などが代表的です。

 

また、物件によっては各種申請費用や近隣への挨拶費用が必要になるケースもあります。

 

これらは見積書で「諸経費」や「現場管理費」としてまとめて記載されることが多いですが、内容を事前に確認しておくことで予想外の出費を防げます。

 

総額だけで判断せず、費用の内訳まで確認することが大切です。

 

【業種別】内装工事費用の相場

内装工事費用は業種によって大きく異なります。

 

必要な設備や求められるデザイン、法規制の有無によって工事内容が変わるためです。

 

飲食店やクリニックのように専門設備が必要な業種は高額になりやすく、物販店やオフィスは比較的費用を抑えやすい傾向があります。

 

本章では業種別の費用相場について解説します。

 

飲食店

飲食店の内装工事費用は、居抜き物件で坪単価30〜65万円、スケルトン物件では70〜120万円が目安です。

 

特に厨房設備や給排水設備、換気ダクト工事などが必要になるため、他業種と比較して高額になりやすい傾向にあります。

 

レストランや居酒屋など本格的な調理を行う店舗ほど設備費用が増加します。

 

一方、テイクアウト専門店などは比較的設備を簡略化できるため、費用を抑えやすいでしょう。

 

カフェ

カフェの内装工事費用は、一般的に坪単価30〜60万円が相場です。

 

カフェは居心地の良さやデザイン性が重視されるため、内装へのこだわりによって費用が変動しやすい特徴があります。

 

飲食店の中では厨房設備が比較的コンパクトで済むケースが多く、レストランほど高額になりにくい傾向にあります。

 

また、木目調やナチュラルテイストなど、空間づくりに重点を置く店舗も多いため、家具や照明への投資が費用を左右するでしょう。

 

物販店

物販店の内装工事費用は、坪単価20〜50万円程度が目安です。

 

アパレルショップや雑貨店などは、飲食店のような給排水設備や厨房設備が不要なため、比較的工事費用を抑えやすい業種といえます。

 

ただし、ブランドイメージを表現するためのデザインやディスプレイ什器、照明計画にこだわると費用が増加することもあります。

 

商品の魅力を最大限に引き出す空間づくりが求められるため、単純な工事費だけでなく演出面への投資も重要なポイントです。

 

美容室やサロン

美容室やサロンの内装工事費用は、居抜き物件で坪単価30〜50万円程度、スケルトン物件では60万〜100万円程度が相場です。

 

シャンプー台の設置に伴う給排水設備工事や、ドライヤーなどに対応する電気設備工事が必要となるため、物販店より高くなる傾向にあります。

 

また、リラクゼーションサロンやエステサロンでは高級感や非日常感を演出する内装が求められることも多く、デザイン費用が増えるケースもあります。

 

居抜き物件をうまく活用できれば、大幅なコスト削減も可能です。

 

クリニック

クリニックの内装工事費用は診療科目によって大きく異なります。

 

一般的な内科や小児科では坪単価35万円程度からが目安ですが、歯科は専用設備が多いため40万円以上、美容クリニックでは50万円以上になることも珍しくありません。

 

診察室や処置室、待合室に加え、医療機器に対応した電気設備や給排水設備が必要となるためです。

 

また、医療法や消防法への対応も求められるため、専門知識を持つ施工会社への依頼が重要になります。

 

機能性と患者満足度を両立する内装計画が求められます。

 

オフィス

オフィスの内装工事費用は、居抜き物件かスケルトン物件かによって大きく異なります。

 

居抜き物件の場合は既存の空調設備や照明、床材などを活用できるため、比較的低コストで移転や開設が可能です。

 

一方、スケルトン物件の場合は電気設備や空調設備を一から施工する必要があり、坪単価20〜40万円程度が目安となります。

 

近年は従業員の働きやすさを重視したデザインオフィスも増えており、ラウンジスペースや会議室の充実によって費用が上昇するケースもあります。

 

機能性と快適性のバランスを考慮した設計が重要です。

 

エイケーの内装工事の事例

エイケーでは、飲食店や美容サロン、オフィスなど幅広い業種の内装工事を手掛けています。

 

業種ごとの特性やコンセプトを反映した空間づくりを得意としており、デザイン性と機能性を両立した施工を実現しています。

 

本章では、実際に手掛けた内装工事の事例を紹介します。

 

事例1

京都銀閣寺ますたにラーメン日本橋本店

 

この事例では、老舗ラーメン店の移転プロジェクトとして、長年愛され続ける伝統の味と店舗の品格を表現する内装デザインを採用しました。

 

ファサードにはガラスを使用し、外から店内の様子が見える開放的な空間にすることで、初めて訪れる方でも入りやすい雰囲気を演出しています。

 

また、店内は白木を基調とした落ち着きのあるデザインとし、清潔感と高級感を両立しました。

 

ラーメン店でありながら料亭のような上質な空間を実現し、店舗のブランド価値向上につながる内装に仕上げています。

 

事例2

HUG

 

都心部にオープンしたプライベートサロンでは、「纏う」をコンセプトに上品で洗練された空間をデザインしました。

 

ベージュを基調とした柔らかな色合いに、ゴールドやガラス素材をアクセントとして取り入れ、高級感のある雰囲気を演出しています。

 

また、アーチ状のデザインを効果的に活用することで空間に奥行きを持たせ、限られたスペースでも広がりを感じられる設計としました。

 

半個室の施術スペースや収納計画にも配慮し、快適性とデザイン性を兼ね備えた内装を実現しています。

 

事例3

AIM PLACE OFFICE

 

こちらのオフィス事例では、社員同士の交流を促進し、自然なコミュニケーションが生まれる環境づくりをコンセプトに設計されています。

 

オープンスペースを中心にレイアウトを構成し、植栽を活用して各エリアをゆるやかに区切ることで、開放感と集中しやすさを両立しています。

 

また、ラウンジやバーカウンター、大型スクリーンを設置し、打ち合わせや交流の場としても活用できる環境を整備しました。

 

働きやすさだけでなく、社員が日々ワクワクしながら過ごせるオフィス空間に仕上がっています。

 

内装工事の進め方と流れ

内装工事をスムーズに進めるためには、事前準備から完成後の確認までの流れを把握しておくことが重要です。

 

特に、店舗やオフィスの内装工事は、デザインだけでなく機能性や予算、スケジュール管理も求められます。

 

あらかじめ進行手順を理解しておくことで、トラブルを防ぎながら理想の空間づくりを進められるでしょう。

 

内装工事の一般的な流れは以下の通りです。

 

1.目的・コンセプトの決定

2.業者の選定

3.打ち合わせ

4.工事の実施

5.竣工・引き渡し

 

 

まずは、店舗やオフィスの目的やコンセプトを明確にし、その内容を実現できる業者を選定します。

 

その後、レイアウトや設備、デザインについて詳細な打ち合わせを行い、工事内容を確定させます。

 

工事開始後は進捗状況を確認しながら施工を進め、完成後には仕上がりや設備の動作確認を実施します。

 

最終確認で問題がなければ引き渡しとなり、内装工事は完了です。

 

内装工事費用を抑えるコツ

内装工事は業種や規模によって高額になることもありますが、事前にポイントを押さえておくことで費用を抑えることが可能です。

 

1.複数業者への「相見積もり」による比較検討

2.居抜き物件や既存インフラの最大活用

3.国や自治体の「補助金・助成金」の活用

4.仕上げ素材や設備機器のグレード見直し

5.部分的なDIY(塗装など)の実施

 

品質と予算のバランスを意識しながら計画を進めることが大切です。

 

内装工事業者を選ぶポイント

理想の内装にするためには、信頼できる内装工事業者を選ぶことが重要です。

 

まずは施工実績を確認し、自社と同じ業種や類似案件を手掛けた経験が豊富かをチェックしましょう。

 

また、見積もり内容が明確であることや、要望に対して具体的な提案をしてくれるかも重要な判断基準です。

 

加えて、打ち合わせ時の対応やコミュニケーションの取りやすさも確認しておきたいポイントといえます。

 

工事期間中は継続的なやり取りが発生するため、信頼関係を築ける業者を選ぶことで、トラブルを防ぎながらスムーズに工事を進められます。

 

まとめ

内装工事は、店舗やオフィスの印象や使いやすさを左右する重要なポイントです。

 

費用は物件の状態や業種、デザインのこだわりによって大きく異なりますが、相場や内訳を事前に把握しておくことで適切な予算計画を立てやすくなります。

 

また、居抜き物件の活用や設備の見直しなどによってコストを抑えることも可能です。

 

理想の空間を実現するためには、実績豊富で信頼できる内装業者を選び、目的やコンセプトに沿った計画を進めることが成功のポイントといえるでしょう。

 

エイケーでは、お客様の要望に沿った唯一無二の内装デザインを提案、設計させていただいております。

 

ご興味のある方はこちらから当社ホームページをご覧ください。

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