COLUMN
クリニックの内装を決める時のポイントは?全クリニック共通のポイントを紹介!
クリニックを新規開業する方の中には、
「内装ってどうすればいいの?」
と悩んでいる方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、クリニックの内装を決める時のポイントについて詳しく解説していきます。
今回は、全クリニック共通のポイントを紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
クリニックの内装を決める時のコツ
では早速、クリニックの内装を決める時の具体的なコツについて詳しく見ていきましょう。
・明るい雰囲気をイメージする
クリニックを訪れる方は、必ず何かしらの悩みを抱えています。
そのため、できるだけ明るい雰囲気を演出することが大切です。
そうすることによって、患者さんの不安や焦りを軽減できるようになり、
「何かあった時はこのクリニックに来よう」
と思ってもらえるようになるのです。
・とにかく清潔感が重要
クリニックの内装に限った話ではありませんが、患者さんに良い印象を持ってもらうためには、清潔感を重視することが大切です。
特に清潔感を意識すべきなのがトイレです。
トイレに清潔感がないと、それだけでクリニックのイメージが大幅に低下しますので、壁紙や床のデザインなどを慎重に考えていきましょう。
・動線についても考えておく
クリニックの内装を考える際は、デザイン性だけでなく、動線や快適性も重視することが大切です。
動線について考えておかないと、業務効率が低下しますので、結果として患者さんの満足度が低下します。
このようなトラブルを防ぐためにも、無駄な動きを最小限にするための間取りを考えていきましょう。
・診察室はできるだけ広く
診察室を広くすることによって、小さな子ども連れのママやパパ、
車いすの高齢者なども利用しやすいクリニックになります。
また、狭い診察室と広い診察室では、安心感が圧倒的に変わってきますので、不安や悩みを抱える患者さんの負担を少しでも軽減するためにも、できるだけ診察室は広めに設計するようにしましょう。
・防音対策を意識する
クリニックには、デリケートな悩みを抱えている方も多数来院します。
また、
・体の状態
・心の状態
・家族構成
・診療方針
など、他の方には聞かれたくない内容を話し合わなければならない場でもありますので、プライバシーに配慮するという意味を込めて、防音対策を徹底しましょう。
防音対策、遮音対策として有効なのは、できる限り隙間を無くすということです。
厚いカーテンで仕切るだけでも、ある程度の防音効果は得られますので、是非試してみてください。
・カルテ棚はできるだけ大きく
クリニックの内装を考える際は、カルテ棚の大きさについても慎重に検討していきましょう。
近年では、紙ベースのカルテではなく電子カルテが導入されつつあります。
このようなことから、中にはカルテ棚を作っていない所もあります。
ただ、医療機関全体で見ると、電子カルテを導入している所は比較的少ない傾向にあるのです。
この記事を見ている方の中に、
「電子カルテを導入する予定は今のところない」
「電子カルテを導入したいが、今すぐは難しい」
という方がいるのであれば、紙ベースのカルテが増えることを想定し、カルテ棚をできるだけ広く確保しておきましょう。
まとめ
クリニックの内装では、デザイン性ももちろん大切ですが、機能性や快適性もかなり重要になってきます。
今回紹介したポイントを意識しながら内装を考えていかないと、患者さんに安心感を与えられなくなります。
場合によっては、内装のせいで患者さんからの信頼を失ってしまうケースもありますので、慎重に考えていきましょう。
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