COLUMN

2023.08.04

【事例で解説】<AK流>売上に結びつく店舗内装デザイン Part5

 今回は、弊社がこれまで手掛けた美容サロン(エステサロン)の実例を2例、ご紹介致します。

 1例目はこの店舗ならではの特別な空間が生み出された「Premium Body Balance 銀座店」、2例目は多店舗展開を前提として徹底的なブランディングからデザインの規格化を行なった「BODY ARCHI 表参道店」です。

 対照的な考え方から生み出された2つの実例を比較することで、美容サロンのブランディング戦略とそれに沿って行うデザインの重要性がお分かりになるかと思います。

 

 

東京都中央区銀座
Premium Body Balance 銀座店

 

「お客様が訪れるだけで満足できるような、ラグジュアリーな空間になるようにしてほしい」というご要望を最初に頂きました。銀座という土地柄からも、ここを訪れる女性に相応しい高級感のある優美なデザインが望まれました。

 

 女性がエステに行く際に求める高揚感や期待感と施術中に必要な信頼感を両立する、優美でありながら落ち着きのあるデザインとして、木目のドレープが連続する壁面をご提案しました。

 ドレープとは、カーテンや女性のドレスなどに見られる「ゆったりとした布のたるみ、襞(ひだ)」のことです。表面に微妙に現れる襞の凹凸により空間に陰影が生まれ、奥行き感が強調されます。また白の下り壁があることで木目のドレープがカーテンを連想させ、フェミニンな雰囲気を演出しています。

 

 

 空間に統一感を持たせるため使用するマテリアルは限定しながらも、床の石目や什器のゴールドフレーム、ソファの革やミラーなど適所にアクセントとなる素材を入れ込むことで、単調さを避けながらメインのデザインポイントとなる木目のドレープを強調しています。

 そのようなデザインの積み重ねにより、このお店を訪れるお客様に特別な体験をしていただける空間が生まれています。

 

 

 

東京都渋谷区
BODY ARCHI 表参道店

 

「他人任せではなく、自分で体のラインをデザインする、女性の美意識に変革を与えるセルフエステスタジオ」という事業コンセプトから始まったプロジェクトです。イメージは「フィットネスジムxエステ」、「ストイックに身体を鍛えたい」という女性の需要に応えるために、装飾を排したストイックかつ女性らしい空間デザインが求められました。

 

 内装は店舗の顔となるロゴデザインに合わせ、パステルピンク・パステルグレーの2トーンを壁面に全体的に展開し、シンプルでありながらも単調ではない「飾らない美しさ」を表現しています。

 エントランスの床や受付カウンターはモルタル仕上げ、個室毎のハンガーラックや金物類は黒のスチール、最低限かつ効果的な配置を検討したサイン、と全ての仕様をブランディングの視点から確認し確定することで、多店舗展開におけるモデルとなる1号店をデザインさせて頂きました。

 

 

 

最後に

 

 オンリーワンの空間を生み出した「Premium Body Balance 銀座店」と、多店舗展開を見据えデザインを規格化した「BODY ARCHI 表参道店」、対照的な考え方から生み出された2つの実例を取り上げました。両者を比較することで、美容サロンの出店を考えている皆様の事業プランに沿った店舗デザインのイメージを固める一助になれば幸いです。

 弊社では「事業戦略に応じたデザイン提案」を行うという視点から、事業者の皆様のサポートをさせて頂いております。美容サロンの出店をお考えの方、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。