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COLUMN

2019.02.18

〈オフィス設計術 02〉「らしさ」を生み出すオフィス設計 〜実例編〜

「非日常性」と「日常」を近づけた、「LIGらしさ」。

企業の持つ魅力を、いかに日常空間に定着させながら、非日常性を描いていくか。前回コラムに引き続き、今回は実際に企業らしさを検討した結果、どのようなオフィス空間を作り上げることが出来たのかをご紹介してまいります。

株式会社LIG社は、社名の由来”Life is Good”に基づき、自由闊達な雰囲気と自由な発想を歓迎しているWeb制作を中心としたクリエイティブな企業です。築40年以上の6階建ビルを1棟借。4階までをオフィス空間として改修することとなり、弊社がそのデザイン・設計・施工を担当しました。

「らしさ」の定義は「自由に出入りできる家」。グランドコンセプトを”LIG House”と掲げ、大きな家のような外観を活かしながら、周囲に向け開放的な雰囲気を醸し出し、様々な出自と個性を持つ人々がオープンに集う家のような場を表現していきました。

 

 

 

常に開かれた1Fショップとコワーキングスペース。

構成として各階毎に機能を分ける「フロアゾーニング」を採用。セキュリティ上の階毎・フロア内の明確な区分を描く一方で、コンセプトに基づいた自由度が特徴的な空間に仕上げていきました。

外部に開かれたエントランスのある1階には、各地にある支社から面白いものを集めたショップを展開。また、LIG社の主軸事業の1つでもあるコワーキングスペース「いいオフィス」がメインスペースとなっています。

 

 

 

ここに社員の日常動線を絡ませることで、ふと目に留まった社内外の知り合いに声をかけたり、部署の異なる社員同士が語り合ったりできる「インフォーマルなコミュニケーション」発生の場となり、オープンであることを自然に社員も外部の方も享受できる環境を生み出しました。常に開かれた空間であることから、前述の「自由に出入りできる家」という「その企業らしさ」のデザイン効果が高まったと考えています。

 

 

 

自由な企業文化を感じさせる、2Fオープンスペースと機能集合体

2階は会議室やシェアオフィス、撮影室やキッズスペースといった小さな部屋の集合体に。1階オフィスの機能を補完するフロアとしました。

 

 

LIG社がこれまで受賞したアワードの賞状等を飾る壁、漫画も並ぶ本棚、開かれた会議室、オープンスペースなどもあり、LIG社の自由闊達な働き方や独自性のある企業文化に根差したクリエイティビティの溢れる空間づくりになるよう工夫しています。

 

 

 

成長曲線を鑑みフレキシビリティを担保した、3-4Fオフィスエリア

3-4階のオフィスエリアは、ホワイトやグレーに塗装したコンクリートの躯体を意図的に魅せた空間に。気取らない社風にマッチさせるだけでなく、大きなテーブルによって自由な連携と将来的な余白を担保しています。

 

 

このフレキシビリティは設計期間中の打ち合わせでも度々新たな事業展開を予感させる変更があったこともあり、企業としての成長曲線を見込んでのもの。あらゆる可能性を排除しない「企業らしさ」を受容できる空間として、常に更新されていく企業としての姿勢に基づいています。1枚目の写真に見えていますが、引渡し後にはLIG社所属の壁画画家である田中ラオウ氏の大規模な壁画が制作されており、未来の自由度やクリエイティビティが早速反映され使い込まれていく姿を見られ、弊社としてもとても嬉しく感じました。

1つ1つのオフィス空間、プロジェクトに、企業にとっての最適解を導き出していく設計とデザインを。お客様と真摯に向き合うことで、企業らしさを反映した真に快適なオフィス空間を創り上げていくのが、わたしたちエイケーの手法です。きっと貴社のご発展の一助となる契機になりえると信じ、今日もあらゆるご相談に応じてまいります。ぜひご相談下さい。

 

【参考】

LIG社ブログにて取締役づや様が書かれた下記記事も是非ご一読ください。

取締役CTOづやからのお知らせ。新オフィスが完成しました