COLUMN

2024.02.02

失敗しない!クリニック内装費用とおしゃれにするポイントを解説

「クリニックの内装をおしゃれにしたい」

「失敗したくない」

「内装費用ってどれくらいかかるの?」

 

患者様に好かれるクリニックを目指すうえで、居心地の良いおしゃれな内装デザインにすることは重要です。

本記事では、クリニックの内装を検討している方向けに内装費用とおしゃれにするポイントを解説します。

 

どんな内装がおしゃれ?

おしゃれな内装のポイントを解説します。

 

心地良い明るさ

 

おしゃれな内装は、待合室に窓からの自然光を取り入れたり、間接照明を使ったりして心地良い明るさを提供することが重要です。

デザインにこだわりすぎず場所に適した照明を選択することで、快適なクリニックの利用に繫がります。

 

バランスの取れた曲線と直線

 

おしゃれな内装を考える上で、デザインやインテリアにバランスの取れた曲線と直線を組み合わせると、やわらかな印象を与えることができます。

人が初めて対象物を見た際に感じる印象は、視覚から受け取る割合で大きく左右されるため、内装に取り入れる形状を考えるのは重要です。

 

統一感のある内装

 

インテリアと床の色にアンバランスな色のものが1つでもあると内装の印象が大きく変わります。

そのため、部屋全体で色調の統一感を出すことが重要です。

例えば、クリニックのHPは落ち着いたシックな雰囲気なのに、来院すると華やかな明るいクリニックの場合、「思っていたクリニックと違う」とイメージの乖離が起きてしまいます。

色は組み合わせも重要ですが配色によって効果が大きく変わるため、コンセプト設計をして、メインイメージの方向性を決めましょう。

 

リラックスできる空間

 

おしゃれな内装を作る上で、リラックスできる空間は重要な要素の1つです。

クリニックに来院する患者様の多くはリラックスできる空間を好まれます。

自然光や植物を取り入れるなど自然を活用することで空気が綺麗になり、リラックスできるおしゃれな空間が実現するでしょう。

また、目と耳の負担を減らすことが重要なため、植物だけでなくかける音楽をヒーリングミュージックにすることでさらなる効果が期待できます。

また、待合室では体の負担を減らすために座り心地の良いソファーを導入すると、よりリラックスできる空間を目指すことができるでしょう。

 

ゆとりのある広めの空間

 

クリニックをおしゃれな内装にするためには、ゆとりのある広めの空間を作ることが重要です。

スペースに余裕がないと「落ち着かない」、「待ち時間が過ごしにくい」などの居心地の悪さにつながるため、リピート率に大きく影響がでます。

余裕のある空間を作ることで患者様に安心感を与え、「また来たい」と思っていただけるでしょう。

 

診療科別に意識すべきポイント

 

診療科別のクリニック内装で意識すべきポイントを紹介します。

 

内科

 

内科で意識するべきポイントは、安心して通っていただけるように明るく落ち着いた雰囲気を取り入れることです。

内科は、他のクリニックに比べ混雑が予想されるため、座り心地の良いソファーを利用したり、内装のスペースを広く取ったりすることで、待ち時間でも快適に過ごしていただけるでしょう。

神経内科はリハビリを行う方が多いため平面構成にするなど、診療内容別に患者様に寄り添った工夫をすると良いです。

内科の内装は、動線を意識した設計にすると移動しやすいクリニックが実現するため、患者様と従業員双方にとってメリットがあります。

 

皮膚科

 

内装は自費診療主体のスキンケアクリニックや保険診療を行うクリニックなどの、診療内容によっても大きく異なります。

皮膚科は、美容目的で来院される患者様も最近では増加しているため、学生・中高年・主婦の方などの幅広い層にまで対応できる内装にすることがポイントです。

そのような方々が化粧をゆったりとできるスペースや居心地の良いソファーなど、お客様の層に合った設備を導入することでリピーターの獲得と利益につながります。

レーザー治療を行う場合には、皮膚の焦げたにおいを防止するために換気など、処理室に十分な配慮をして落ち着ける雰囲気を演出しましょう。

 

心療内科

 

心療内科とは、緊張やストレスなどの心理的な要因で体に症状が現れる「心身症」を主に対象とする科のため、目立つ色は避けて落ち着いた配色を利用することが大切です。

また、患者様が自分の心身の状態を打ち明けてくれるような、リラックスできる診察室や待合室エリアのプライバシーが保たれる作り、動線スペースを確保することが必要です。

ご家族と一緒に来院される患者様も多いため、先生・患者様・ご家族で相談できるラウンジのような診察室もあると、快適な利用に繫がります。

 

小児科

 

小児科でおしゃれな内装を作る上で、小さなお子様とご家族が居心地の良い空間で過ごせるようにアットホームな設計をすることが重要です。

子どもがケガを負わないように丸みを帯びたインテリアを導入することや座りやすいように椅子を低くするなどの工夫は大切ですが、例えば待合室のソファーが低すぎる場合に大人が利用するとストレスになります。

このように子どものことばかりを考えるのではなく、大人にとっても利用しやすい空間を実現することは大切です。

例えばおもちゃで遊べるスペースを設け、子どもが好きな車や動物のイラストを壁に取り込みつつも大人っぽい配色を施すことで、おしゃれなクリニックの印象を与えることができます。

冬や夏でも快適な空調設備を整え、「また利用したい」とリピーター獲得につながるコンセプト設計が重要です。

 

おしゃれな内装にこだわることで得られるメリットは?

おしゃれな内装にすることでどのようなメリットが得られるかを解説します。

 

患者様の満足度の向上

 

おしゃれな内装にこだわることで、患者様に「また来たい」と思っていただける可能性が高くなるため重要です。

たとえば大人も子どもも楽しく利用できる小児科であれば、子どもがクリニックを嫌がることなく利用できるため、大人も子どももストレスが軽減します。

また、美容クリニックなら統一感のある洗練されたデザインにすることで、患者様をリラックスさせることが可能です。

そういった工夫により、患者様の満足度が向上して通い続けたいと思っていただけるクリニックになるでしょう。

 

ブランディング効果

 

おしゃれな内装デザインは、患者様の満足度を上げてリピーターに繫がるほかに、HPや外観を見た人の印象に残りやすいブランディング効果があります。

SNSでも映えるという言葉があるように、おしゃれはこだわりポイントとして広がりやすく、新たな新規顧客が獲得できる可能性を秘めています。

 

リラックスできる

 

おしゃれな内装デザインにこだわると、心身ともに休息をとることができ、自律神経のバランスを整えることができます。

自律神経のバランスが乱れると、交感神経が優位になりイライラや不眠・頭痛・肩こりなど心身ともに体調を崩しやすいといわれています。

そのため、待ち時間をリラックスして過ごせる病院は、不安を和らげてくれる居心地の良い空間になるため、また来院したいと思っていただけるでしょう。

 

クリニックの内装工事費用の目安は?

 

内装工事でかかる費用の目安と、安くするための方法を紹介します。

 

工事費用は坪単価いくらが目安

 

クリニック内装工事費用の坪単価は、一坪あたり約40万円が一般的です。

具体的な内訳を見てみましょう。

 

内装工事費用の内訳

費用の割合

費用の試算

デザイン費

全体の10%

100万円~150万円

施工管理費

全体の10%

100万円~150万円

内装費(壁や床など)

全体の40%

400万円~600万円

設備費(電気や水道など)

全体の30%

300万円~450万円

諸経費

全体の10%

100万円~150万円

合計

100%

1000万円~1500万円

 

 また、施工する内装はグレードによっても変動します。

 

グレード

費用(一坪あたり)

平均総額(15坪)

ライトグレード

約30万円~

450万円

ミドルグレード

約50万円~

750万円

ハイグレード

約70万円~

1050万円

 

これらの表から、内装工事費用を検討してみてください。

 

内装工事費用を抑えるには?

クリニックの内装工事は高い金額がかかりますが、抑える方法もあるので紹介します。

 

  • 相見積もりを取る
  • 元請業者・下請業者

 

2つの特徴をそれぞれ解説します。

 

相見積もりを取る 

 

相見積もりをする理由は、1社のみで判断をする場合、相場に比べて適切な価格かどうかがわかりません。

そのため、複数の企業で相見積もりをすることでおおよその価格帯が分かってきます。

注意点として、見積もりを取りすぎた場合は決断しにくくなるため、3社を目安に見積もりを取ることをおすすめします。

 

元請業者・下請業者

 

分散発注か一括発注かによっても費用は大きく異なるため、クリニックの内装デザインを依頼する場合は、元請業者なのか下請業者なのかを見るようにしましょう。

元請業者とは、見積もりから施工まで一貫して行う業者のため、下請け業者に比べてコミュニケーションを取りやすく、手数料や費用を抑えられるメリットがあります。

 

クリニックの内装工事事例

 

引用:エス歯科クリニック

 

クリニックの内装工事事例として「エス歯科クリニック」様を紹介します。

ブロンズとマーブル調を基調としたベースにアシンメトリーな要素を入れることで、モダンでスタイリッシュなサロンのような印象のデザインです。

高級感があるなかにも、木目を取り入れ温かみを加えることで、患者様に落ち着いて過ごしていただける内装を実現しています。

治療室はガラス張りで開放感を持たせながら、ガラスフィルムでプライバシーを守り、心地良い空間を提供しています。

 

クリニックの内装の注意事項

 

クリニックの内装をおしゃれにするには、気を付けるポイントを知る必要があります。

 

部屋と用途に合うデザイン

 

部屋と用途に合うデザインにすることで、洗練されたリラックスできる空間になります。

例えば、トイレは人とぶつからないために引き戸のデザインにしたり、トイレ自体を見えづらい位置に配置したりするなど細かな配慮が必要です。

また、診察室はベッドを設置する必要があり、スペースが狭いと患者様に圧迫感や緊張感を与えてしまうため、広くスペースを取るようにしましょう。

プライバシーの観点からパーテーションをつけて個室にしたり、診察室から直接スタッフルームに行き来できる動線スペースを確保したりすると、患者様とスタッフ双方の満足度向上に繫がるでしょう。

また、デザインは色やスペースの広さ以外にも素材が大切です。

例えば床に天然石や大理石の素材を選ぶことで空間に温かみが生まれます。

壁材にタイルなどの清潔感のある素材を選ぶと空間に明るさや清潔感が生まれるため、素材にこだわると患者様からの信頼感と満足感を高めることに繋がります。

 

不安を感じさせない

 

クリニックの内装は、患者様に不安を感じさせない工夫も大切で、多くの方がクリニックに対して「怖い」「不安」などのイメージを持っています。

そのため、クリニックに来院される患者様に安心していただけるおしゃれな内装を提供することで、ネガティブなイメージを払拭することが大切です。

ただし、デザインを考えすぎた結果プライバシーが保護されない空間になると、患者様の満足度は下がってしまいます。

プライバシーに配慮した空間をコンセプト設計して、おしゃれな内装デザインで不安を感じさせない配慮を心がけましょう。

 

電気・水・空調等の設備

 

クリニックの内装の注意点は、「電気・水・空調等の設備」を忘れずにレイアウトを行うことです。

特にクリニックは特殊な医療機器などを利用するため、他の施設と異なる電気配線を施すケースも多い傾向にあります。

内装デザインを依頼する際に、医療施設や医療機器に精通した業者を選ぶことでスムーズに設備を整えることができます。

 

適切な業者選び

 

クリニックの内装において、適切な業者選びをすることは重要です。

業者選びに失敗してしまうと、クリニックの内装デザイン自体が失敗する確率が一気に上がってしまうため、業者の選定を行う必要があります。

先述した相見積もりをすることで複数業者を比較することができるので、冷静に判断しましょう。

 

まとめ

 

おしゃれな内装デザインにすることは、患者様に通い続けたいと思っていただけるクリニックにとって重要です。

自然光や植物を取り入れるなど自然を活用することで、空気が綺麗になりおしゃれな空間が実現するため、落ち着いた雰囲気を作るために有効な手段の1つです。

目と耳の負担を減らすことが重要なため、植物だけでなく音楽をヒーリングミュージックにすることでさらなる効果が期待できます。