COLUMN
withコロナ・アフターコロナ「夜のお店」の内装デザイン最新事情2021
この連載では、ホストクラブ・キャバクラ・ガールスバーなどの「夜のお店」の内装デザインに関する話題を全4回にわたってお届けしています。
2020年から続くコロナ禍のあいだに全国でスナックが約6500店も廃業するなど、夜のお店も大きな影響を受けています。
なんとか営業を続けているお店やこれから開業するお店も、感染拡大を防ぎ、お客様も従業員も安全に過ごせるような内装デザイン・設備を心がけていく必要があります。
夜のお店の内装はガイドラインに従って
キャバクラ・ホストクラブ・ガールズバーなどの「接待飲食店」がどのような対策を取ればよいのかについては、日本水商売協会が医師らの監修に基づき作成した以下のガイドラインがあります。
■接待飲食店におけるコロナウィルス対策ガイドライン | 日本水商売協会
https://mizusyobai.jp/guideline_covid19/
具体的には、
- 入店時の検温・アルコール消毒器具の設置
- アクリル板や透明シートなどを用いたパーテーション(仕切り)の設置
- サーキュレーターや窓開けを用いた定期的な換気
- 適度な湿度を保てる加湿器の設置
などが、内装デザインや設備面でできる対策となります。
換気や間仕切りに関しては、前回の記事(「夜のお店」内装デザインの注意点 )でもご紹介した「風営法」に反しないよう、窓を開けるときは店外から中が見えないようにするなどの工夫も必要です。
こういった対策を取っている店をアイコンで表示してくれる一般客向けアプリもありますので、しっかりとしたコロナ対策は集客にも有効です。
2021年、夜のお店の動向は?
夜のお店は、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着くまでは引き続き営業時間の短縮や感染拡大対策をしながらの営業が余儀なくされることでしょう。
現在では、昼間に開店し医療スタッフが常駐した「介護スナック」なども広がりつつあり、各店舗とも新しい業態を模索していくことになりそうです。
また、客足が落ちた中でも「選ばれるお店」になるためには、より一層の他店との差別化や個性ある内装デザインを求められることが予想されます。
おわりに
「夜のお店の内装デザイン」シリーズ最終回となる今回は、コロナ対策を含めた夜のお店の内装デザインについて、最近の動きやオーナー様が知っておくべきポイントなどをご紹介しました。
弊社では豊富な知識と経験に基づき、内装デザインの提案・アドバイスをさせていただいております。夜のお店の開業・改装をお考えの皆様は、ぜひお気軽にご相談下さい。
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