COLUMN
【マンション・アパート】集合住宅リノベーションのポイント
全国の住宅の約42%、首都圏では56%と過半数を超える集合住宅。
賃貸や中古で購入した場合でも、もっと自分たちのライフスタイルや好みに合った住まいに改良できれば…と思う人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、マンションやアパートなど集合住宅のリノベーションについて、事例や費用などを解説します。
マンション・アパートのリノベーション事例
マンションやアパートのリノベーションを考えるときには、漠然と考えるより、まず「目的が何か」をはっきりさせるのがおすすめです。
- 家族の生活リズムの違いから生まれる不便を解消したい
- 住宅とオフィスを兼ねた部屋にしたい
- 和室から洋室、あるいはその反対にしたい
- ペットと暮らせる住まいにしたい
- 収納の困りごとを解決したい
- こだわりの家具やインテリア(アート、趣味グッズなど)を生かしたい
といったいろいろな目的がありますので、それを実現するにはどのような方法があるか考えていきましょう。
夜勤の家族と子どもがいる家庭では、寝室に生活音が響かないような防音を工夫したり、畳と襖の和室をフローリングとパーティションに置きかえたり。
小さな和室をウォークインクローゼットに改装するなど、さまざまなアイデアが浮かぶのではないでしょうか。
賃貸マンション・アパートはリノベーション可能?
通常、賃貸のマンションやアパートは、勝手にリノベーション(リフォーム)できないことがほとんど。
以下の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてみて下さい。
「リノベーション」とは?基礎知識やメリットをわかりやすく解説します
賃貸住宅には「原状回復義務」があるため、例えば入居中に壁紙を貼り替えたとしたら、退去時には元に戻す必要があります。
しかし現在、日本の空き家対策の一環として国が提唱する「借主負担 DIY」を採用した賃貸も増えてきました。
これは、借り主が事前に許可を得て自分たちで費用を払えば、壁や床などを好みに改装でき、退去時も原状回復しなくてよいというものです。
壁を取り払うなど構造に関わる工事はできないことも多いですが、築20年以上などのマンション・アパートで「リフォーム可能物件」を探してみるのも1つの方法ですね。
マンションのリノベーション費用、相場は?
国土交通省の過去の資料によると、マンションのリフォーム費用で最も多かったのは100~300万円。しかし、それと同じくらいの割合で500~1000万円かかった人もいます。
作業内容や範囲などによっても大きく相場は異なりますが、最近人気の「セルフリノベーション」こと「DIY(Do it yourself)」なら、自分たちで壁をペイントしたり、襖を撤去するなど、ぐっと費用を抑えられることも。
注意しなければいけないのは、いざ改装しようとしたら水回りや耐震構造などで大がかりな修繕が必要となり、思わぬ高額な費用や工事期間がかかってしまった…などのケースです。
これらは、事前にプロに相談することで未然に防げる可能性があります。
弊社では経験豊富なスタッフがご希望をヒアリングし、費用や安全面にも配慮した最適なリノベーション計画をご提案いたします。中古マンションやアパートのリノベーションを考え始めたら、ぜひ一度ご相談下さい。
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