COLUMN
一戸建て住宅のリノベーション、失敗しない5つのポイント
子育てや趣味・ペットなど、「やっぱり一戸建ての家に住みたい」と考える人は多いことと思います。
しかし土地代と新築の家を建てる費用を合わせると、どうしても予算不足…。
それなら、中古住宅を自分たちのライフスタイルに合わせてリノベーションする方法はどうでしょうか?
今回は、一戸建てリノベーションを成功させるために押さえておくべきポイントを5つ解説します。
1)先の見通しをはっきりさせる
リノベーション時に、ずっとその土地に住み続けるのか、転勤や引っ越しの可能性があるのかをはっきりさせておきましょう。
将来売却や賃貸に出す場合は、特殊な間取りや趣味に合わせた設備などあまりこだわりが強い住宅にすると、借り手や買い手がつきにくくなってしまいます。
2)返済計画をしっかり立てる
リノベーションにかかる費用は、住宅本体の購入ローンと比べると利率が高く、期間も短いものが多くなっています。
最初に購入費用と組み合わせてしまうタイプのローンを選べば計画的に返済しやすいため、「とりあえず購入して、リノベーションはあとから申し込もう」と考えず、一括して考えるのが安心です。
3)建築時期を確認する
住宅は建築時期によって当時の法律が異なり、性能や設備が劣ることがあります。
一般的には、1981年以前の家の場合は耐震性能、1999年以前では断熱性能が劣る可能性があり、2003年以前では24時間換気システムが設置されていない可能性があります。
必ずしも当てはまらないケースもありますが、上記を確認することで何を追加すべきかおおよその目安が分かり、あとで「予算オーバー!」とならずにすみます。
4)これまでの管理修繕方法を確認する
築年数だけで「比較的築浅だから」と安心していると、住み始めた後にすきま風や結露・雨漏りなど思わぬトラブルに見舞われることがあります。
これは、長期間誰も住んでいなかったために家の傷みが進んでしまったことなどが原因。
購入前には、どのような使われ方をしていたのか、修繕が必要な場合は対応していたのか…なども確認しておきましょう。
5)事前に専門家に相談する
上記と合わせ、基礎部分に鉄筋が入っているか、シロアリ被害、配管の故障など、素人では分からない部分を検査する「インスペクション」を実施したり、建築士などの専門家に相談するのが安心です。
また、現在の法律では、新しく家を建てるには道路の幅と敷地の関係や建ぺい率・容積率などの条件がありますが、それを満たしていない中古住宅は建て替え不可・住宅ローンを組めないなど、思わぬ落とし穴も。
弊社では、一級建築士はじめ知識と経験が豊富なスタッフが多数在籍し、物件の安全性や法的な問題はないかをしっかりとふまえてリノベーション・リフォームのご希望を承っております。
一戸建て住宅のリノベーションを検討中なら、ぜひいちどご相談下さい。
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