COLUMN
〈失敗しない美容クリニック08〉【美容クリニック開業】失敗の原因と対策は?
「失敗しない美容クリニック開業」最終回は、美容クリニック開業で特に陥りやすい「失敗」の原因を探り、その対策を紹介します。
あいまいな開業方針は失敗の元
美容クリニックは、小児科や内科等と異なり、都市圏に需要が集中しやすい傾向があります。
都心部の駅前などには複数の美容クリニックが集まるため、自院の強みや特徴をしっかりと打ち出せないクリニックは苦戦を強いられるといえます。
まずは土台となるクリニックの診療方針・経営理念を具体的に書き出してすすめることが、開業後の成功のために欠かせません。
立地計画で起こりやすい失敗とは
美容クリニックの立地はその後の成功を左右する大きな要因の1つです。
エリアの特性(面)→人の流れ(線)→クリニックの位置(点)とステップごとの検討と絞り込みをせず、いきなりピンポイントで選定すると、思ったように患者が集まらないという事態になりかねません。
以下の記事でも立地選定について詳しく解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
(関連記事)
【立地選び】はこの3ステップで失敗なし!〜美容クリニック、美容皮膚科、エステサロン〜
https://www.ak-co.jp/column/clinic-03/
内装やデザインの失敗を防ぐには
美容クリニックには診療内容の特性上、美意識の高い女性が多く訪れるため、内装デザインもそれに十分留意する必要があります。
しかし一般的なクリニックの感覚で内装デザインを進めると、美容クリニックに必須である、女性向けの柔らかさ・プライベート感・高級感などが感じられず、新規来院やリピートが見込めないという失敗につながりかねません。
これを未然に防ぐには、クリニックや女性向けデザイン経験の豊富な事務所、女性設計士やスタッフの多い事務所を選ぶと失敗がありません。
設計デザインから施工まで一括して依頼できる事務所を選ぶのもよい方法です。
早い段階で相談しておくことで、無駄な変更やミスマッチが起こらず、物件の決定から開業までをスムーズな流れで進めることができます。
(関連記事)
【美容クリニック開業】内装デザイン会社選びで重視するべきポイントは?
https://www.ak-co.jp/column/clinic-04/
弊社においても、豊富な施工デザイン実績に基づき女性目線で親身にアドバイスさせていただいております。
おわりに
「失敗しない美容クリニック」シリーズは、全8回にわたり、これからますます需要増大の期待される「美容クリニック」について、今後の展望や開業時に失敗しないための知識をご紹介してきました。
ぜひ参考にしていただき、人気美容クリニック運営への一助となれば幸いです。
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